バリアフリー
伊予鉄では、全ての人にやさしいまちづくり推進の一環として、駅のバリアフリー化、超低床式電車・ノンステップバスの導入など、鉄道・バスをご利用のお客さまや市内中心部への来街者の方々の移動の利便性、快適性、安全性を向上させるための、様々な取り組みを行っています。
このようなバリアフリー化への積極的な取り組みが評価され、平成16年度にはバリアフリー化推進功労者表彰・内閣官房長官賞を受賞しました。
松山市駅
1.コンコース内部(北口)

- コンコースを伊予鉄の歴史と伝統をシンボライズする空間として促え、百貨店とは違った意匠を実現。
- コンコース間口3スパン、奥行き3スパンの天井を特徴的な交差ヴォールト(ダブルヴォールト)のデザインで構成。
- ダブルヴォールトはヨーロッパ中世の教会建築に多く見られるデザインであり、変化に富む天井の形状により、極めて特徴的で印象的な空間を創造しました。
2.エントランス

- 伊予鉄発祥の地であり、松山市の玄関口である市駅に相応しいエントランスとするために、北側の入口は2スパンから3スパンへと間口を広げました。
- 百貨店入口とは違った雰囲気の演出のためアーチ型のデザインを採用し、ターミナル駅としての格調を醸成。
3.市駅電停

- 松山市駅前の路面電車電停も改修しました。エントランスと同じアーチ型のデザインを採用。
交通バリアフリーへの取り組み
1.車椅子乗降装置(ラクープ)設置

- プラットホームに可動式スロープを設置し、プラットホームと電車の隙間のバリアを解消、車椅子ご利用者の電車乗降時の円滑化を図ります。
- 松山市駅 (高浜線・横河原線・郡中線)各ホームに1箇所の計3箇所
古町駅 上り・下りの各ホームに1箇所の計2箇所
(各駅とも幅員2.4m) - 操作(運用)方法:駅員対応(利用の際に駅員が付き添い、リモコンのスイッチを押す。)
2.プラットホーム床面改修

- プラットホーム床面改修には、近年の地球規模の環境問題に配慮し、舗装材料として使用済タイヤのゴムを切除した繊維状ゴム片と使用済みゴルフボールを粉砕したチップを再利用しています。
- 材料にゴムを利用するとともに高空隙構造の弾性舗装としており、弾性に富んだ適度な反発性が怪我や疲労を防止し、快適な歩行環境を提供いたします。
市駅情報関連施設
1.プラズマディスプレイ(時刻表)

- 時刻表にプラズマディスプレイ(地下コンコースは液晶)を採用、従来の時刻表示だけでなく、イベント情報・各種サービス情報など多目的な情報を提供し、ご利用者の多様なニーズにお応えいたします。
2.デジタルサイネージ時刻表

- 市内電車のりば・バスのりばにデジタルサイネージ時刻表を新たに設置しました。これにより最新の運行状況を確認できるようになり、利便性が向上します。
- 市内電車の運行状況をスマートフォンからリアルタイムで確認できる「市内電車スマホロケーションシステム」を導入しました。これにより、電車の発車予測を簡単に確認できるようになりました。
3.誘導サイン
- ご利用客の視点に立ち、見やすさ・わかりやすさを重視し、誘導サインのベース色(背景)はベージュ、文字は濃いグレー、ロゴはロダンB(漢字・ひらがな)、ヘルベチカB(ローマ字)を採用いたしました。
ハートビル法関連
伊予鉄ターミナルビルは増築館、既存館、市駅を含め、ハートビル法(高齢者、身体障害者などが円滑に利用できる特定建築物の建築の促進に関する法律)の認定建築物として、様々な対策を講じています。(愛媛県内6番目、松山市2番目)
1.ターミナルビル
- 身障者対応多目的トイレ設置
- 床仕上げ配慮(滑りにくい材質採用、加工)
- 段差にスロープ設置
- 客用階段両側に手摺設置
- 身障者用エレベーター設置(増築館4/4基)(既存館は対応しておりません)
- 身障者対応多目的トイレ設置
2.松山市駅

- 各所にエスカレーター、エレベーター(身障者対応)を設置
- 誘導ブロック設置
- 北口にスロープ設置

3.市駅西駐車場
- ハートビル認定の対象外ではありますが、ターミナルビルに付帯する施設として、下記対策を講じています。
- 身障者対応多目的トイレ設置(3階に設置)
- 身障者対応駐車バースを3階Bフロアに16バース設置
郊外駅・市内電車電停
郊外駅

古町駅
平成17年3月に「松山市交通バリアフリー基本構想」の基づき古町駅をバリアフリー化と乗り換え客の利便性向上のため、スロープの設置や地下通路を廃止し平面で市内線と直接接続を可能とするなど、すべての人に優しい拠点駅としました。具体的な改修内容は以下の通りです。
- 地下通路を廃止してスロープを設置し、平面で市内線と直接接続
- ラクープ(車椅子用電車乗降装置)を設置
- ホームおよび スロープの弾性舗装化
- 視覚障害者誘導用ブロック設置
- 音声誘導装置の設置

牛渕団地前駅
| 高浜線 | 横河原線 | 郡中線 |
|---|---|---|
| 松山市駅 | ||
|
|
|
現在、スロープの設置されていない駅の中には、用地の問題などもあり、構造上直ちに改造が困難な駅があります。駅の建て直しや大幅な改修時に可能な限り設置していく方針です。
市内線電停

道後公園電停
平成16年10月に、道後公園電停をバリアフリー化しました。具体的には、スロープやベンチ、視覚障害者誘導用ブロックを新設し、有効幅員を1.2mから1.5mに拡幅しました。
平成17年3月に「松山市交通バリアフリー基本構想」に基づき、大街道電停をバリアフリー化しました。具体的には、スロープやベンチ、視覚障害者誘導用ブロックを新設し、有効幅員を1.2mから1.5mに拡幅しました。また、同電停が位置する一番町交差点の軌道敷内石畳も平坦化し、すべての人が一層利用しやすい電停として生まれ変わりました。
ノンステップバスの導入(路線バス)
ノンステップバスとは

2000年の10月以降、車椅子のお客さまにもご利用可能で、高齢者やお子様にも乗降しやすいノンステップバスを順次各路線に導入しています。
積極的にバリアフリー化を推進してきた結果、現在ではノンステップバスの導入率は全国でもトップレベルとなっています。
| 従来型 | ワンステップ型 | ノンステップ型 |
|---|---|---|
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(数字の単位cm)

「ノンステップバス」は、乗降口のステップがなく、床の高さ(地面から床面 )が30センチとワンステップバス(床の高さ53センチ)と比べ23センチ低く、さらに車高調整装置で5センチの車高ダウンができます。
車椅子用スロープ板も常備してあり、車内には車椅子専用スペースも設けています。
2026年4月現在ノンステップバス導入状況(路線バス)
| 車両タイプ | 車両数 | 率 |
|---|---|---|
| ノンステップバス | 129 | 89.6% |
| その他 | 15 | 10.4% |
| 合計 | 144 | 100.0% |
ノンステップバスが導入されている路線
- 市内8番線
- 市内10番線
- 松山環状線
- 松山中央公園線
- 電車連絡久米窪田線
- 余戸・今出ループ線
- 伊台線
- 北条線
- 梅本ループ線
- 市坪・はなみずき線
- 三津・吉田線
- 北伊予線
- 砥部線
- 勝岡線
- 松山空港線
- 森松横河原線
- 三津ループ線
- 川内管内線
- 川内線
- 松前町ひまわりバス
※注意:全ての便がノンステップバス運行ではございません。
今後の計画
伊予鉄では今後もノンステップバスの継続導入を積極的に行います。「人にやさしい公共交通機関」を目指し、その一環としてバリアフリー化を推進していますので、ぜひ皆さんの足としてご利用いただきたいと思っています。



